腰痛・坐骨神経痛・五十肩・変形性膝関節症・手や足の腱鞘炎などの運動器系疾患
なかなか良くならない痛みの原因は何か?
長引く痛みの多くは、構造上の異常だけで起きているわけではありません。様々な問題が複合して起きています。不意のケガ、過度な労働やスポーツ、姿勢などがきっかけとなりますが、患部の直接的な原因は、筋や関節の血行不良だと考えられています。又、痛みに対する不安感、恐怖感などの心理的ストレスにより、痛みを抑える機能が低下しているということも最近の科学でわかってきています。痛みのある患部の問題だけではないのです。そして痛みに対する恐怖感から患部を動かさなくなる事でさらに血液循環が悪くなり酸素欠乏を起こし痛みが生じます。(患部が酸欠状態になると発痛物質が生成されます。)このことは特に腰、首、肩に多くみられますが他にもひざ、肘、足などいろいろなところに起こります。
先ず痛みの原因をよく見極め、その痛みの原因や、どのようにしたら良いのかを患者さんによく説明し理解してもらい、不安や恐怖感を解消させることが大切です。その上で患部の動きを正常にもどし、血行を改善する治療をしていきます。
分からないことは何でも聞いて下さい。痛みの治療は患者さんに理解してもらうことが重要なのです。